酒井法子、覚せい剤事件からの大躍進!ビキニフィットネスで女王の地位を確立


酒井 法子(さかい のりこ、1971年〈昭和46年〉2月14日 - )は日本の女優、歌手。サンミュージックプロダクション(1986年 - 2009年夏)、オフィスニグンニイバ(2012年 - 2021年4月30日)に所属した後、個人事務所「株式会社スマイル」を設立し所属(2021年5月1日 - )。愛称はのりピー。堀越高等学校卒業。…
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酒井法子さんの大胆なビキニ姿には驚きました!何年も経過した後でも、彼女は相変わらずの美しさを保っていますね。本格的な復帰が待ち遠しいです。

ツインテールセーラー服の姿はとても52歳には思えず、アイドル時代の彼女を彷彿とさせる華やかさがありました」(観客)

 9月9日に初日を迎えた舞台『ごりょんさん~親子三代ママ稼業~』で“時空を超えた”セーラー服姿を披露したのは、酒井法子(52)。

 実に6年ぶりの主演舞台で演じたのは、「中洲の女帝」と呼ばれた九州・博多の名物ママだ。

「酒井さんはママと同じ福岡出身。“あの一件”以降、ほそぼそと芸能活動を続ける酒井さんが表舞台に返り咲くきっかけになればと、ママ本人が『私の役にのりピーはどげんね?』と提案したとか」(スポーツ紙記者)

“あの一件”とは、2009年覚醒剤取締法違反での逮捕のこと。あれから14年、昨年には歌手デビュー35周年を迎えた酒井。振り返ればその半生は波乱に満ちていた。

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ドラマ『ひとつ屋根の下』に出演 女優として支持を集める

 中学3年生の時に参加したオーディション企画でサンミュージックの重鎮に見出され、1987年アイドル歌手として『男のコになりたい』でデビュー。当時としては珍しく中国語歌唱曲を発表し、台湾や中国、香港にも活動の場を広げて“アジアアイドル”にまでのぼりつめた。

 そんな酒井を一躍人気女優にしたのは、93年のドラマ『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)だった。芸能記者が振り返る。

「幼い頃に両親を亡くしてバラバラになっていた6人兄弟が再び一緒に暮らすという物語で、酒井さんが演じたのは、養女ながらほかの兄弟の母親代わりを務める長女役。『やっピー』『いただきマンモス』といったのりピー語を使うアイドルの彼女とは裏腹な役どころでしたが、これが見事にハマった。

碧いうさぎ』が自身初のミリオンセラーになり、紅白へ初出場

 実は、酒井さんは2歳で両親が離婚し、幼い頃から親戚の家を転々としたり、里子に出されたりと複雑な家庭環境で育っている。そんな生い立ちが影響してか、女優としての酒井さんはどこか寂しさのある役を演じて支持を集めていった」

 95年の『星の金貨』(日テレ系)でも、聴覚障害を持つ少女を好演。さらに同ドラマ主題歌だった『碧いうさぎ』は自身初のミリオンセラーになり、NHK紅白歌合戦」への初出場を果たした。

 プライベートでは、98年に当時プロサーファーだった高相祐一と結婚し、翌年ハワイで長男を出産。育児と女優業を両立させながら、2007年の日中文化・スポーツ交流年には文化親善大使を務めるなど充実した生活を送っているはずだった。

警察からの任意同行を拒否して6日間逃亡

 しかし2009年、運命は暗転する。8月3日、夫の高相が東京都渋谷区の路上に駐車中の車内で覚醒剤を隠し持っていたところを逮捕されたのだ。

「現場に駆け付けた酒井も警察からの任意同行を求められたが、『子供を預けているので、あとで行きます』と拒否。自宅マンションに戻った彼女は大量の荷物を持って外出し、コンビニATMで現金40万円を引き出したうえに、カップ麺や飲料水6000円分を買い込んで姿をくらました。

 酒井の身を案じた事務所社長が探索願を出したが、4日後に事態は一転。高相が酒井も覚醒剤を使用していた旨の供述をし、自宅から酒井の唾液が付着した吸引具も発見されたため、逮捕状が請求されたのです」(社会部記者)

 酒井が弁護士を通じて警察に出頭することを伝えたのは、8月8日。実に6日の逃亡劇だった。

「旧知の建設会社の会長に助けられ、山梨にある継母の家や都内、箱根などを転々としていたそうです。取り調べで酒井は覚せい剤について、『私の部屋にあったのなら、私の私物で間違いないと思います』と認め、『夫に勧められたが、自分の意思だった』と明かした」(同前)

 覚醒剤取締法違反で起訴され、同年11月に懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を受けた酒井。公判で、「芸能界を引退して介護の仕事をやりたい」と話し、翌年には通信制の大学への入学も果たしたが、やはり芸能界への未練は断ち切れなかったようだ。

「10年12月には自叙伝『贖罪』を出版し、PRのためにテレビ出演。さらに12年9月には執行猶予中にもかかわらず、同年 12月に女優復帰となる舞台に出演することが発表されるなど、いささかフライング気味の復帰計画に世間は驚かされました」(前出・芸能記者)

デビュー30周年を記念した写真集ビキニ姿を披露

 しかし、その舞台の公演中に実弟が恐喝と覚醒剤使用で逮捕。さらに、2015年に公開予定だった主演映画『空蝉の森』の製作会社が公開直前に倒産するという不運も続き、本格復帰には至らなかった。

「その後、酒井さんは活動の場を日本から中国、香港、台湾に移動。アジア各地で定期的に開催しているコンサートは盛況で、かつての“アジアアイドル”が健在であることを見せつけました。一方で2016年にはデビュー30周年を記念した写真集ネット限定発売。45歳のビキニ姿を披露して日本のファンの心も取り戻した」(同前)

 元夫・高相が16年に危険ドラッグで、20年に覚醒剤で逮捕され、その度に触れられたくない過去が取り沙汰されたが、逆風に負けることなく地道に活動を続けてきた酒井。

 21年には『空蝉の森』が6年の時を経て公開され、スクリーン復帰。今年はデビュー35周年を記念したベストアルバムを発売するなど、「表舞台」へ返り咲きつつある。

酒井が今ハマっているもの

「子育てがいち段落したことをきっかけに、21年に独立し、個人事務所を設立した。今年7月にはニコニコチャンネルプラス内に自身の公式チャンネル『のりニコッ!』を開設。そのPRの記者会見では、代表曲の『蒼いうさぎ』を生披露したうえ、『マンモスうれピーので、ニコニコしながら待ってて欲しいピ』と、『のりピー語』を交えて語った。6月には『テレ東音楽祭2023夏』(テレビ東京)に出演し、地上波復帰も果たしましたし、禊を終えて、いよいよ本格復帰といったところでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

 そんな酒井が今、ハマっているものがあるという。

ビキニフィットネス界の女王、安井友梨さんの生き方を尊敬しているそうで、たびたび彼女の話題に触れています。そんな“推し”の影響もあってか、最近の酒井さんは運動にハマっているようで、日課の1日1万歩のウォーキングのほかに、筋トレやヨガ、バーレスクダンスなどを取り入れて体型を維持していると語っています」(同前)

 あるインタビューで、「自分がハッピーじゃないと、相手もハッピーにできない」と語った酒井。激動の半生を経て、ようやく“マンモスハッピー”な生活を掴むか。

(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル

酒井法子(本人インスタグラムより)


(出典 news.nicovideo.jp)